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[1] Simple Combline BPF

このフィルタはλ/2の平行線路の両端4箇所すべてを短絡したシンプルな構造です。結合線路の偶モードと奇モードの位相速度の違いを利用したものです。


[2] Simple Combline BPF(Reduced)

このフィルタは、(1)のSimple Comblineの線路長を短縮したものです。キャパシタを装荷することにより、結合線路の線路長をλ/2からλ/4に短縮しており、低誘電率(εr=3.4)の基板であるにもかかわらず20mm×4mm程度で2.45GHzのBPFが構成できています。Simple Comblineと比較しても特性に大きな変化は生じていないことがわかります。


[3] Pseudo combline BPF

このフィルタは5次のチェビシェフタイプで、中心周波数=2GHz、比帯域幅(FBW)=0.15で設計されています。共振器はすべて半波長タイプを用い、入出力は50Ωに整合しています。プリント板はH=1.27mm、εr=10.8を用いています。

<参考文献>
Jia-Sheng Hong & M.J.Lancaster, ”Microstrip Filters for RF/Microwave Applications”,Wiley,P152

[4] Cascaded trisection BPF

このフィルタは、中心周波数905MHz、帯域幅40MHzの特性を持つ3次のCT(Cascaded Trisection)フィルタです。900MHz帯という低い周波数にもかかわらずわずか36mm×25mmサイズで設計されています。基板定数はH=1.27mm、εr=10.8です。

 
(参考文献)
Jia-Sheng Hong & M.J.Lancaster, ”Microstrip Filters for RF/Microwave Applications”,Wiley,P337

[5] Twin edge coupled BPF

このフィルタは一般的なエッジカップルフィルタをパラレルに配置し、位相差を設け給電することで通過域の両側近傍に減衰極を持たせたものです。グラフの特性は標準AWEモードとスケッチモード(高速にラフに特性を得るモード)の比較です。スケッチモードは特性変化の大きな回路では誤差が大きくなりますが、中心周波数近傍ではおおむね標準モードと等しいことがわかります。


[6] Dual-mode ring BPF

このフィルタは中心周波数2.45GHz、帯域幅120MHzのデュアルモードリングフィルタです。Er=3.4の基板上に約22mm□のリングで構成されたコンパクトなBPFです。特性グラフの破線はロスレスの基板および導体を用いた場合の特性で、実線はtanδ=0.005、導体に18µの銅箔を用いた場合の特性です。約-1.8dBの通過損失が発生しています。


[7] Gap coupled BPF

ギャップ結合による狭帯域バンドパスフィルタです。中心周波数2.4GHzに対しFBW=0.02となっています。破線はロスレス特性で、実線はtanδ=0.005、銅箔Cu使用時の特性です。狭帯域が故に4dB程度の通過損失が生じています。


[8] Hairpin-Line BPF

ヘアピンラインBPFはコンパクトな構造になります。2GHzのBPFで19mm×23mmの大きさです。このフィルタは5次のチェビシェフ特性で、FBW=0.2です。

<参考文献>
Jia-Sheng Hong & M.J.Lancaster, ”Microstrip Filters for RF/Microwave Applications”,Wiley,P132

[9] Pseudointerdigital BPF

このフィルタは中心周波数=2GHz、帯域幅=500MHzのワイドバンドのバンドパスフィルタです。3つのぺアのPseudointerdigital resonatorsから構成されています。

<参考文献>
Jia-Sheng Hong & M.J.Lancaster, ”Microstrip Filters for RF/Microwave Applications”,Wiley,P280
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