スイッチングパルスが及ぼすクロストーク(シングルエンド線路と差動線路の違い)
図はスイッチング電流が流れている線路の下をくぐる信号線の解析例です。(a)図はシングルエンドのラインを用いている場合(ポート3→ポート4のライン1本のみ)の波形で、スイッチング電流の切り替わりのタイミングで信号波形が大きく影響を受けていることがわかります。(b)図は2本の平行線を差動線路として用いた場合です。こちらのケースではスイッチング電流の影響はかなり低減されていることがわかります。これらの解析は、S-NAP/Field+トランジェントオプションで可能になります。
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グランド共振特性と放射ノイズ対策
図はグランド共振特性の解析例です。青の実線はポート1のリターンロス、赤の破線は放射ノイズ特性を示しています。(a)図は何も対策を施していない場合の特性で、1.41GHzで90%が放射ノイズとなることがわかります。(b)図はセンター部分にパスコンを実装した場合の特性です。1.41GHzのラディエーションは60%程度にまで抑えられていることがわかります。しかし200MHz近辺で新たなラディエーションが発生していることもわかります。
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| (a)対策なしの電源-グランド共振特性 | (b)パスコン実装後の電源-グランド共振特性 |
ICの電源電圧変動と信号応答
図の回路はクロックジェネレータIC2個を実装したプリント板の解析例です。IC内は図Dのようなサブサーキットモデルで記述されています。ICは8番ピンを電源、4番ピンをグランドとし内部で信号源を持たせ、それをオープンコレクタの役割をしているスイッチを駆動しています。したがって1番ピンから出力される信号はICに供給されている電源をもとにON/OFFされています。100MHzのパルスはIC1で生成されIC2を経由して再びIC1に入りポート1に出力されています。300MHzの信号はIC2で生成されIC1を経由してポート2に出力されます。図BはそれぞれのICの電源電圧変動を見ています。電源電圧が安定するまでに20n秒程度かかっていることがわかります。またパルスのエッジでノイズが重畳されていることがわかります。これらの解析は、S-NAP/Field+トランジェントオプションで可能になります。












